オフライン・マップだけでドイツ旅行をしたことがありましたが、オフラインでは機能も限られ、また必要時に安全なWiFiスポットがあるわけでもなくイライラしました。
やっぱりモバイル通信ができると行動範囲が広がりますし、ロシアではキリル文字の意味がわからず、もちろん発音も無理となるとなおさら必要なツールだと感じます。
日本のSIMのまま海外ローミングする方法もありますし、グローバルSIMを予めセットしても現地でモバイル通信はできますが、使用料がまだまだ割高なのが現状。
ロシアでも店舗を選べば英語でプリペイドSIMカードを買って、難なくモバイル通信をすることができます。
外国人旅行者の要望に最も慣れているのはやっぱり国際空港の店舗です。
シェレメーチエヴォ空港からアエロエクスプレスの駅に向かい、改札まで50メートルの位置に赤い卵マークのMTC店舗がありました。
(それまでにも小さな携帯会社のブースがありましたが、価格が高いようでした)
旅の予定はモスクワとサンクトペテルブルグに8日間滞在し、バルト三国へ出国、10日後にモスクワに戻り更に3日間ほど滞在します。
わたしと相方の2台分(シムフリー・アンドロイド端末)で、
「電話とインターネットを1ヵ月使用したい」と伝え、価格は?と聞くと、
カタログ料金表の5GB【スマート】500ルーブルを薦められました。
2枚のSIM(500ルーブル×2)をクレジットカードで購入、パスポートを渡し男性店員がパソコンで登録作業およそ10分。
SIMを装着すると、APN(アクセス・ポイント・ネーム)は、1台のスマホ(Android 6.0)では自動で設定されました。
もう1台(Android 4)は、APNを同様に設定し、無事開通し快適に使えました。
※1ヵ月間使えるかと思っていましたが、21日目に2台共にデータ通信も通話もできなくなり、SMSが送られてきました。
Внимание! На счете недостаточно средств, поэтому услуги связи ограничены
警告!サービスが限定されています。口座に資金不足。
※1台のスマホではデータ通信はほとんどしませんでしたから、制限容量5GBを超えたとは思えません。
まだまだタクシーアプリ(Yandex Taxi)を使う予定だったので、チャージしようとホテル近くのMTCショップへ行きました。
残り1日だけのトップアップ(1日20ルーブル)をしてもらい、再起動すれば復活しました。
SIMカードのサイズは、ナノSIM、マイクロSIM、標準SIMに対応しています。
さらにスマホアプリがロシアで如何に便利だったかを
海外SIMカード(ロシア)活用編に書いていきます。