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海外SIMカード(ロシア)活用編●タクシー

海外SIMカード(ロシア)活用編
●タクシー

on 2017年 7月20日(木) in ツール, 携帯電話, 記録 |

「重いスーツケースを苦労なく運びたい」
「地下鉄に乗るまでに階段はあるか?」が問題です。

広い道路を渡ろうとすると近くには横断地下道しかないこともあります。

(横断地下道の15段ほどの階段には車椅子用か乳母車用の金属レールがありますが、急斜面で引き上げるのはつらそうです)

地上から地下鉄改札までに一度は階段に阻まれ、地下鉄の乗換となるとまたまた階段になります。

(ロシアの地下鉄は高速エスカレーターがありますが、それは改札 ←→ ホームです)

ここで意外にも路線バスが楽で便利でした。
Google Mapでルート検索(WiFi またはモバイル通信)すれば、路線バス番号が表示されます。ただしバスの再乗換をしないと目的地へ行けないとか、混んでる時間帯、便数が少ない、雨が降ってる、時間通り来ない、寒い、面倒・・・という時はもうタクシー。


ここで注意したいのはロシアのタクシーの評判です。
白タクが多くて料金交渉が厄介かもしれないってこと。
そんな心配を見事に解決してくれるタクシーアプリ。

モスクワ、サンクトペテルブルグ共にUBER(ウーバー)が使えますが、このYandex.Taxiはロシアの配車アプリ。料金も機能もUBERとほぼ同じで、これには0%〜15%までのチップ設定などがあります。
位置指定は、やはりヤンデックス社(Яндекс)の地図で行うことになります。
エコノミーであれば配車されるのは、町中を走る黄色いタクシーの場合が多く待ち時間も数分程度です。

※Google MapやMAPS.ME(オフラインマップ)でルート検索すると、公共交通機関のほかにタクシー会社で表示されるのはUBERなのが残念ですが、このアプリ、英語表示もできますし機能的には充分に使えました。

GPSで検知した現在地から目的地をマップ指定すれば、確定料金が表示されます。できるだけ乗車しやすく互いに見つけやすい場所へ移動してからオーダーしましょう。
料金確認後に配車オーダーボタンを押せば、周辺のドライバーを探してくれます。決まればすぐに車種・色・ナンバー・ドライバー電話番号・およその待ち時間などがアプリ画面と登録電話番号にSMSで届き(モバイル契約が必要)配車されたタクシーの現在位置もアプリマップに表示されます。

乗車したらアプリ画面も乗車中状態に変わります。
時間が掛かっても有料道路を使っても料金はそのまま。メーターを気にする必要はありません。

到着後はスーツケースなどを下ろしてもらい、ドライバーには「スパシーバ」と言うだけ。
アプリ画面でドライバーの評価(★印)を付けて完了です。
登録クレジット・カードに最初に確認した料金が請求されます。
(チップを設定した場合には、乗車料金とは別にクレジットカードに請求されます)

どうです? 簡単でしょ? 便利で面倒がないタクシーアプリ。
しかも驚くほど安いのです。
シェレメーチエヴォ空港ターミナルDからモスクワ・イズマイロヴォ(地下鉄パルチザンスカヤ駅)まで、距離約53km/乗車時間70分/951ルーブル(2017年7月初旬のレートで1863円)
ふたりで乗車しましたから、アエロエクスプレス(420ルーブル×2人)と地下鉄を乗り継ぐ料金と変わらないのですよ。
※モスクワではひどい渋滞によりバスもタクシーも予定より時間がかかることがありますので注意が必要です。

※シェレメーチエヴォ空港・ターミナルDであれば、タクシーが走っているロータリーから乗車オーダーします。

※アプリ登録時にSMS認証があります。
※日本で登録して現地で使えるのかは未確認です。
※WiFi通信で使えるのか未確認です。

シムフリー端末をお持ちなら、プリペイドモバイル通信契約をオススメします。
記事【海外SIMカード・ロシア】MTC編